• 医療コラム
  • 2020.07.28

夏こそおすすめ 冷やし甘酒

江戸時代、屋台の甘酒を飲むのが夏の風物詩だったことから、甘酒は夏の季語になっています。

昔も今も、体力が落ちたときの一杯の甘酒は、猛暑を乗りきるための便利な飲み物です。

 

1. 甘麹をつくる
○調理時間:10時間
○エネルギー:約1,780kcal(全量)
材料(作りやすい量)
もち米…2合
水…3合分
米麹…250g


作り方
(1)もち米は洗って水に30分以上浸け、3合の目盛りまで水を入れて炊飯器で粥状に炊く。
(2)もち米が炊けたら一度ボウルに開けて70度まで冷ます。70度より高いと麹菌が死んでしまうので気をつける。
(3)ほぐした米麹を入れてよく混ぜ合わせ、再び炊飯器に入れて、7〜8時間保温する。このとき、炊飯器のふたは閉めずに布巾で覆う。
(4)5〜6時間たったところで全体を混ぜて味をみる。十分甘ければ完成。甘みが少なければさらに2時間ほど保温する。冷蔵で1週間、冷凍で1カ月程度保存可能。
         ※米麹に、60℃に湯冷ましした同量の湯を加えて8時間程度保温しても、甘麹が作れます。
 
2. 冷水で割る
○エネルギー:1杯約200kcal(エネルギー量や糖分量が多いので、1日1杯までが目安です)
   甘麹100mlに冷水100mlを入れてよく混ぜ、氷を入れたグラスに注ぐ。しょうがの絞り汁少々を加え、上にしょうがの千切りを飾ればしょうが甘酒にも。

 
<イラストレーション>
浦本典子