• 医療コラム
  • 2018.11.06

在宅医療推進フォーラムに参加してきました。(新地店T.O)

11月4日の日曜日に岡山県医師会館、三木記念ホールにて開催された、在宅医療推進フォーラム「みんなで考える在宅医療」に参加してきました。
全国在宅医療支援診療所会長、新田 國夫先生による「在宅医療の将来像」と題した特別講演があり、地域医療は「治す」から「支える」への転換が
求められているという考え方にすごく納得させられ、その転換はなるべく早く行われなければならないとも思いました。

また、他職種連携をテーマとしたシンポジウムと、そのシンポジストの方々によるパネルディスカッションも行なわれました。

その中で、連携のための連携になってはいけない、患者さんや地域のための連携ということをもう一度考えるべきという言葉にハッとさせられたり、
1人1人でトレーニングを行うよりも、トレーニングはあまりできていないが、社会参加をしている方の方が健康寿命が長いといったデータがあるということを知り、
患者さん個人個人の生き方やしたい事を尊重する、もしくは実現するために努力をするということの方が、健康寿命を延ばすには有用かもしれないと思ったり、
学びの多い1日となりました。

シンポジウム「在宅医療における多職種連携」
座長:岡山県医師会 理事 大橋 基先生

シンポジストの先生方と演題は以下の通りです。
1)「新見市他職種連携協働モデル事業の取り組み」
岡山県医師会 理事:太田 隆正先生
2)「地域全体をつなぐ訪問看護ステーションを目指して」
岡山県訪問看護ステーション連絡協議会 理事:押田 有紀先生
3)「ケアマネジャーの立場から」
岡山県介護支援専門員協会 理事:内藤 さやか先生(ひかり薬局 職員)
4)「他職種連携における歯科の役割と課題」
岡山県歯科医師会 公衆衛生部委員長:角谷 真一先生
5)「他職種連携における薬剤師の役割と課題」
岡山県薬剤師会 地域包括ケア対策委員会副委員長