2019.05.30

ひかり薬局オリジナル緑内障禁忌薬可否カードのご紹介



ひかり薬局にて緑内障禁忌薬可否カードを作成いたしました。緑内障で眼科治療中の患者様は是非ご利用ください。ひかり薬局の各店舗にありますのでお声がけいただければご説明の上、お渡しいたします。治療中の眼科の先生にお渡しいただき、記入していただいた後お薬手帳とともに医療機関を受診する際および薬局でお薬を購入する際お見せください。
 
簡単に緑内障禁忌薬可否カードの必要性をご説明いたします。(図もご参照ください)
緑内障には目の形状的に2つのタイプに分かれます。目の中で水(房水)が作られて循環し出て行き目の圧力(眼圧)が保たれています。その出口の部分(隅角)の角度が広い開放隅角緑内障と角度が狭いあるいは塞がっている閉塞隅角緑内障の2つのタイプがあります。
 
カードに記載させていただいていますが、たとえば風邪薬、咳止め、鼻水止め、腹痛止め、睡眠導入剤などは服用により、目の中の茶目(虹彩)の部分が開くこと(散瞳)により隅角を狭くしてしまいます。となると閉塞隅角緑内障の場合、水(房水)の出口を完全に塞いでしまう可能性が生じます。出口を完全に塞いでしまうと、目の中の水(房水)がたまる一方で目の圧力(眼圧)が上昇し、目の奥の神経(視神経)を圧迫してしまいます。視神経が圧迫・障害されると物が見える範囲(視野)が狭くなり、ときには失明の危険性もあります。
 
目の形状は眼科の医師しか把握できないためこのカードで確認しておけば病院に受診するときあるいは薬局でお薬を購入する際に非常に有用です。是非、ご利用ください。勿論、無償で提供させていただきます。
 
具体例)風邪をひいたみたい・・・薬局で咳止めと鼻水止めの入った総合の風邪を買って飲もうかな?という場合
総合風邪薬の説明書には緑内障の方は服用しないでくださいの注意書きがありますが、本当に服用してはいけないのは閉塞隅角緑内障の方です。開放緑内障の方は問題ありません。ということで緑内障禁忌薬可否カードでの確認が出来れば、風邪症状を服薬により緩めることができます。また閉塞隅角緑内障の方は急性緑内障発作の危険を回避することが出来ます。緑内障治療をお受けの方は是非ご利用ください。

   


                                       カード表面

                                       カード裏面

一覧へ戻る